診療科・部門・センター紹介診療部 麻酔科

Advanced PTEeXAM合格体験記

麻酔科 医員 濱崎豊

今回 Advanced PTEeXAM(米国経食道心エコー認定試験)に合格しましたので、体験記を書かせて頂くことになりました。JB-POTには昨年合格したのですが、JB-POTの記憶が残っているうちに受験した方が良いと周りから聞いて、今回PTEeXAMを受験することにしました。

まず試験対策ですが、座学での試験勉強は"赤本"で英単語を覚えた程度で、特別に英語の教科書を読んだりはしませんでした。TEEの勉強はJB-POT講習会ビデオや日本語の教科書を用いていました。それから日常臨床でTEEを施行する際には試験を意識し、万が一何か起こった時のトラブルシューティングを常に考えるようにしていました。

試験本番はCBTで、問題としてはIMPELLA、TAVI、MitraClip、WATCHMANなど最近話題になっているデバイス関連の設問が多かった印象で、時代の流れを感じました。昨年当院でIMPELLA、TAVIの症例でTEE施行をさせていただいていたので、試験の際には非常に役立ちました。昨年サンフランシスコで開催されたASA annual meetingに参加し、そこで聞いた講義なども非常に役立ちました。また、ガイドラインの変更点も試験で出題されており、試験直前に最新のAHAガイドラインを見直しておいた方がよいと思います。英語は非常に容易で、特に英語の勉強をしていなくてもTEEに関連する英単語さえ最低限覚えておけば、試験で困ることはないと思います。私は"赤本"で英単語を覚えただけでしたが、それでも十分試験問題を解くことができました。問題の難易度として臨床問題はJB-POTと同程度でしたが、エコー原理など基礎の問題に関してはJB-POTよりも簡単な問題が多いように感じました。ビデオ問題は何度も制限時間内に見返すことができますが、時間の余裕はあまりなく問題の見直しは一度出来た程度でした。 試験が終わってから2か月程度で結果が送られてくるのですが、得点は7割程度でした。合格得点ラインは6割程度になっているようで、なんとか合格することができました。

私がPTEeXAMに合格できたのは当院の環境が恵まれているからだと思います。当院ではJB-POT及びPTEeXAMの合格者が非常に多いため試験の情報なども得られやすく、また心臓血管外科症例が豊富でTEE指導体制も整っています。検査科でTTE研修を行うこともできて、臨床検査技師の方々にエコーの基礎から臨床まで幅広く教えていただきました。ご指導いただいた当院の先生方、神戸麻酔アソシエイツの先生方、臨床検査技師の方々にこの場を借りて深くお礼申し上げます。