技術部|薬剤科
がん化学療法レジメン
当院で施行されるがん化学療法はがんレジメン委員会で審査・承認されています。
本サイトでは医療関係者を対象に、当院でがん化学療法を受ける患者さんの適正な投与管理を目的としてレジメンを公開するものです。
一般の方への情報提供ではないことをあらかじめご了承ください。なお、投与量、投与スケジュールは、患者さんの状態によって変更される場合があります。(2020年4月1日更新)
薬剤科業務について
私たちは、患者さんの利益を中心とした適正な医薬品の使用・薬物療法の推進と医療事故の防止に努力しています。薬剤科の主な業務を紹介します。
調剤業務
調剤とは、医師より発行された処方箋に従い薬を調合することです。適正に使用されるように用法・用量・相互作用・禁忌などのチェックをしています。
薬剤管理指導業務
コンピュータを利用した薬歴管理を行っています。入院患者さんへは、薬の飲み方、作用・副作用、薬と病気の関係などをできるだけ解りやすく説明をしています。説明時には、お薬説明書もお渡ししています。
患者さんの不安や疑問にお答えして、薬物治療を積極的に受け入れていただけるよう努めています。
医薬品情報提供
薬に関した様々な情報を収集・整理し、医師・看護師・その他の医療スタッフに提供しています。重要な情報は迅速に伝達しています。
医薬品管理
在庫管理システムを導入し、薬学的知識を基に適正な状態で使用されるようかつ、効率的な医薬品の購入・管理・供給を行っています。
混注業務
院内の患者さんに投与される高カロリー輸液は、薬剤科内のクリーンベンチで無菌調製しています。また、抗がん剤については、がん化学療法レジメン委員会で承認されたレジメンに基づき、投与量チェック、監査を行った後、薬剤科内や化学療法室の安全キャビネットで無菌調製しています。
糖尿病教室・心臓リハビリテーション教室・IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)教室への参加
主に、薬物療法について患者さんにわかりやすく説明しています。
薬学生実務実習受け入れ
実務実習は、薬学生にとって医療現場における薬剤師の役割を体得するとともに、臨床にかかる実践的能力を培うために必須なものです。当院薬剤科では、薬学教育モデル・コアカリキュラムにそって医療に貢献できる薬剤師育成に力を入れています。
認定・専門薬剤師等
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 感染専門薬剤師
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
- 公益社団法人日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師
- 一般社団法人日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士
- 日本糖尿病療養指導士
- 一般社団法人日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師
- 認定実務実習指導薬剤師
- 日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
- 公益財団法人日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師
- 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト